江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2019/11/02(土) 〜 2019/12/22(日)
会場 山口県立美術館 |
明治から大正にかけて活躍した洋画家・岸田劉生(1891‐1929)。その画業は、日本近代美術の歴史のなかでも、孤高を貫き、最も独創的な道を歩むものでした。
明治の先覚者・岸田吟香の第9子として生を受けた劉生は、雑誌『白樺』に紹介されたゴッホなど後期印象派の作品に「第二の誕生」と呼ぶほどの衝撃を受け、強烈な色彩と筆致による油彩画を発表しました。しかし次第に「クラシックの感化」を受けて近代的傾向を離れ、デューラーなどを規範とする徹底した細密描写による独創的な画風を確立します。さらに浮世絵や宋元画などの東洋美術に「卑近の美」を見出し、自ら日本画にも取り組みました。そして再び油彩画で新たな道を探求せんとしていた1929年、満州からの帰国の途上山口県徳山で客死、その孤高なる絵画への道は閉ざされたのです。
山口県立美術館で開催される「没後90年記念 岸田劉生展 孤高なる絵画への道」展では、基本的に制作年代の順に作品を展示し、変転を繰り返したその人生とともに、没後90年を迎える画家・岸田劉生の芸術を顕彰します。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
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