九州、山口エリアの展覧会情報&
アートカルチャーWEBマガジン

ARTNE ›  EVENT ›  歩く鳥の視界(View of a walking bird)

Juno Mizobuchi

歩く鳥の視界(View of a walking bird)

日程  2023/04/22(土) 〜 2023/04/30(日)
会場 クスナミキ・ギャラリー
LINE はてなブックマーク facebook Twitter

 宮崎県宮崎市のクスナミキ・ギャラリーでは、Juno Mizobuchi氏の個展を開催します。

俯瞰とは、高所から見下ろすことである。
そこから見えるのは、視界からはみ出るほどの世界。

風景について、私は言葉でかいてみた。
風景とは、これまでの記憶、過去から現在というスパン、個々人がもつ世界観そのもの。

風景とは、モノであり私たちの対象物、トリミングされた、例えば作品。
風景とは、誰も見ることのできない俯瞰した世界、モノの配置。

これまでのシリーズでは「モノ」と「風景」との距離を近づいたり、離れたりするように制作をしてきた。

そして私は今までよりもっと遠く離れ、広範囲な世界を描こうと考えた。
広範囲で世界を捉えるというのは不思議なことに、自ずと俯瞰的な視点に到ることに気がついた。
ただ私は出来上がったそれを見つめていると、星空のようにも感じた。
同時に思い出されたのは、私が初めて正面から夜空の月と対峙したときだ。
あの時に感じたのは、1つのとても丸いイシと、自分自身という存在だった。
あれを美しいと感じた私は、自分のもつ風景を通して月を見ていた。

上空にあり続ける星や月を見ることは、私の描きたい「モノの見方」と同じだ。
彼らは誰も拒むことはなく、平等に対象物としてあり続けている。

誰も見ることのできない俯瞰の風景は、夜空を見上げるという行為とつながっている。
地上から俯瞰する。地上にある世界観という自分を通りまた視点は空へと昇っていく。 


Juno Mizobuchi
1992年香川県生まれ。京都精華大学デザイン学部卒業。
絵画作品を制作する。展示、アートワークの提供、壁画の制作などを行う。
イメージの風景をモノ(物)へと平面上で物質化させるというコンセプトのもと制作する。 

他の展覧会・イベントを見る

おすすめイベント

RECOMMENDED EVENT
Thumb mini 5435848923

特別展「若冲、琳派、京の美術ーきらめきの細見コレクションー

2026/04/21(火) 〜 2026/06/14(日)
九州国立博物館

Thumb mini 774a132be2

特別展 大恐竜展 ~「フクイ」から探る獣脚類の進化~

2026/04/24(金) 〜 2026/06/28(日)
福岡市博物館

Thumb mini 7ef2333063

小磯良平展ー幻の名作《日本髪の娘》

2026/04/18(土) 〜 2026/06/21(日)
福岡市美術館

Thumb mini c38977284b
終了しました

コレクション展Ⅲ 特集 没後5年 菊畑茂久馬

2026/01/31(土) 〜 2026/05/06(水)
北九州市立美術館 本館

Thumb mini b1f7d1260b
終了しました

特別企画展
なんだこれは!岡本太郎展

2026/03/20(金) 〜 2026/05/06(水)
鹿児島市立美術館

他の展覧会・イベントを見る

おすすめ記事

RECOMMENDED ARTICLE
Thumb mini 559883e9f9
コラム

久留米市美術館 開館10周年記念展「美の新地平 石橋財団アーティゾン美術館のいま」【学芸員コラム】(その2)

Thumb mini da7b8d0855
コラム

久留米市美術館 開館10周年記念展「美の新地平 石橋財団アーティゾン美術館のいま」【学芸員コラム】(その1)

Thumb mini de9270654b
レポート

【開幕レポート】春季特別展「写真展 星野道夫 悠久の時を旅する」が大野城心のふるさと館でスタート!

Thumb mini 89ec26dbe1
インタビュー

【インタビュー】とにかく僕らは描くこと、表現をすることでしか生きていく術がない。 北村直登展「画家という生業」

Thumb mini 3fea32bffe
コラム

【コラム】小磯良平の美《福岡市美術館特別展より》<上>天才画家 若き日の姿

今週の人気記事

WEEKLY RANKING
特集記事をもっと見る