
九州派イン東京地方
2025/04/27(日) 〜 2025/05/15(木)
Mikke Gallery
日程
2025/05/31(土) 〜 2025/07/07(月)
会場 AIR motomoto ギャラリースペース |
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熊本・荒尾市出身のアーティスト・宮本華子氏が、メキシコ出身のヴァレリア・レイエスとともに、2020年より地元・荒尾市で展開するアーティスト・イン・レジデンス。
2025年度は、最初のプログラムとしてニュージーランド出身でアメリカネバダ州レイクタホを拠点に活動するフランシス・メルホップの個展「Visible Mending」、熊本出身で現在アメリカのネバダ州リノを拠点に活動するハナン美弥の個展「遠く離れた縁」を同時開催。
フランシス・メルホップ 日本初個展「Visible Mending」
ストーリー、ステッチ、涙、修復
人間味や痕跡、存在と不在の相互関係は、私の作品に繰り返し現れるテーマです。写真やスクリーン、デジタル・プラットフォームの時代において、感覚的なふれあいがどう変化したのか、そして私たちが今、身体的体験とスクリーン越しの現実のどちらを「本物」と感じているのかを問いかけています。制作は女性の視点を通して、写真、刺繍、版画、油彩、インスタレーションなどを用い、速度を落とし、深く作ることに向き合います。作品は、現代のスピード社会への静かな抵抗として触れることのできるアーティファクト(物証)となります。
現在の作品は、28年間にわたるファッション業界で、女性と少女のためにイメージをつくり続けてきたエディトリアル・フォトグラファーとしての経験を経て生まれたものです。その活動は、インターネット以前の時代から、雑誌業界の衰退を経て、私たちが自分のイメージや物語を自分で発信できる今の時代までの、大きな文化的変化をまたぐものです。
今回のVisible Mending は、過去5年間にわたって制作された3つのシリーズの中から選ばれたステッチ・ドローイングの作品集です。
フランシス・メルホップ
フランシス・メルホップ
(ビジュアル・アーティスト、キュレーター、ギャラリーディレクター)ニュージーランドのクライストチャーチ生まれ、現在アメリカのネバダ州レイクタホを拠点に活動中。
メルホップは、ドローイング、写真、版画、手刺繍、彫刻、油彩などの触感的なメディアを用いて、私たちが世界を体験する仮想的な方法と物理的な方法との間にある緊張関係を探求している。世界各地で個展およびグループ展に参加しており、受賞歴には、2025年ネバダ芸術協会フェローシップ、2019年ネバダ大学リノ校優秀芸術家賞、2014年NNDAイノベーター賞、2009/2010年リューザーズ・アーカイブ・ワールド・ベスト・フォトグラファーなどがある。2020年、ネバダ州レイクタホにMelhop Gallery°7077を開設し、国内外の12人のアーティストを代表している。また、優れたアーティストを招いて、テーマにそったグループ展のキュレーションも行っている。ネバダ大学リノ校にて、写真および美術史の学士号とインターディシプリナリー・アートの修士号、チューリッヒ芸術大学にてキュレーション実践の卒業後資格(CAS)を取得している。
2025/04/27(日) 〜 2025/05/15(木)
Mikke Gallery
2025/05/16(金)
九州産業大学15号館101教室
2025/05/17(土)
福岡市美術館 1階 ミュージアムホール
2025/02/08(土) 〜 2025/05/18(日)
長島美術館
2025/02/08(土) 〜 2025/05/18(日)
北九州市立美術館 本館