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AIR motomoto

ハナン美弥 九州初個展「遠く離れた縁」

日程  2025/05/31(土) 〜 2025/07/07(月)
会場 AIR motomoto ギャラリースペース
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 熊本・荒尾市出身のアーティスト・宮本華子氏が、メキシコ出身のヴァレリア・レイエスとともに、2020年より地元・荒尾市で展開するアーティスト・イン・レジデンス。
 2025年度は、ニュージーランド出身でアメリカネバダ州レイクタホを拠点に活動するフランシス・メルホップの個展「Visible Mending」、熊本出身で現在アメリカのネバダ州リノを拠点に活動するハナン美弥の個展「遠く離れた縁」を同時開催。

Deep Echo, 2023

ハナン美弥 九州初個展「遠く離れた縁」
 私は世界を、一連の歴史や次々と繋がる生命や出来事の連なりとして捉えています。そして、土地や自然はそれらの誠実な記録であると考えています。自然から得たイメージや素材を誘発因子として用いた私の作品は、ほとんど知られていない、あるいは失われつつある物語を保存しようとする試みです。今回の作品は「Crossing the Ocean」というリサーチ・プロジェクトの一部であり、明治末期にアメリカの鉄道建設のために海を渡った日本人労働者たちの墓を偶然発見したことがきっかけで始まりました。世界には多くの移⺠が海を渡っています。その多くは、生きるためにやむを得ず、あるいはより良い生活を求めて移⺠となった人々です。彼らが海を渡るとき、どれほどの期待や不安、そして希望を抱いていたのか̶私は、米国に渡った日本人移⺠として、その気持ちを共有しています。この作品は、家族と離れ、鉄道建設に尽力しながらも、二度と祖国・日本の地を踏むことなく亡くなった人々、そして太平洋が記憶しているであろう彼らの心情に思いを馳せたものです。

ハナン美弥

ハナン美弥
(インターディシプリナリー・アーティスト/アメリカ、ネバダ大学リノ校准教授)
熊本市生出身、日本では放射線技師として病院に務めていたが、1998年渡米、現在アメリカのネバダ州リノ市を拠点に活動中。失われてしまいそうな歴史上の話に興味があり、現在はアメリカで忘れられている日本人移民の歴史を追及した研究を行なっており、学術記事と共に、美術作品を製作中。世界的に活発に展示会を行なっており、フランクリン・リサーチ・グラント(2024)、ネバダ・アートカウンシル・フェローシップ(2023)など初めとする、多くを受賞。ブライトン・プレスとの共同制作のアーティストブックはアメリカ議会図書館、ハーバード大学、スタンフォード大学など30以上もの施設のコレクションに追加されている。2012年にはTEDx San Diegoからインスタレーションを依頼され、発表。2013年にはサン・ディエゴ・メサ・カレッジより優秀卒業生賞を与えられた。サンディエゴ州立芸術学博士課程修了後、2007年にサンフランシスコ・アート・インスティテュートの修士号を特待奨学生で修得。

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