室町将軍展　日本語音声ガイドナビゲーター・三木眞一郎さん　【インタビュー】

九州国立博物館で開催中の特別展「室町将軍―戦乱と美の足利十五代―」で音声ガイド（日本語）ナビゲーターをつとめた声優の三木眞一郎さんに、音声ガイド収録を終えて、お話をうかがいました。

―音声ガイドを収録する前に持っていた室町時代に対するイメージなどがあればお聞かせください。

（三木）一般的にはマイナーな時代とのことですが、個人的には展示作品などを見るとどこが地味な時代なのか、まったくわからないほど、素晴らしい内容だと思いました。

―今回の展覧会は足利１５代将軍をご紹介していますが、気になる将軍はいらっしゃいますか？

（三木）９歳で亡くなった７代将軍・義勝が気になります。こんなに幼いころから仕事をしていたのかと、すごいなと。各将軍のお像が残っているのもすごいですね。

―今回、国宝「太刀 銘 長光（名物 大般若長光）」が展覧会に出品されることから、刀剣乱舞-ONLINE-とのコラボが実現しました。刀剣乱舞の中で三木さんは刀剣男士・大般若長光役をつとめていらっしゃいますが、実際の作品やキャラクターに対する印象はどのようなものですか。

（三木）舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 を拝見いたしました。実際の刀であれば、和泉守兼定は見たことがあります。大般若長光のイラストと、いただいたセリフを元に、皆さまがお耳にされている感じになりました。

―ファンに向けてメッセージをお願いします。

（三木）大般若長光の展示をきっかけとして、いろいろな作品を見ることができるので観覧していただけると嬉しいです。

―ありがとうございました。

声優の三木眞一郎さんが音声ガイド（日本語）ナビゲーターをつとめる室町将軍展は、９月１日まで！音声ガイドは一人一台550円（税込）、ボーナストラックでは「刀剣乱舞-ONLINE-」に登場する刀剣男士・大般若長光とのコラボレーションボイスも聞けます。来場の際は、ぜひ利用してみてください。

三木　眞一郎（みき　しんいちろう）
声優。「ポケットモンスター」のコジロウ役、「刀剣乱舞-ONLINE-」の大般若長光役などをつとめる。