江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
アルトネ編集部 2023/05/26 |
山口情報芸術センター(YCAM)にて、2023年6月3日から9月3日まで、許家維(シュウ・ジャウェイ)、張碩尹(チャン・ティントン)、鄭先喻(チェン・シェンユゥ)の新作発表展「浪のしたにも都のさぶらふぞ」が開催されます。それに際し、台湾を拠点に活躍する許家維の映像作品上映会と、作家との質疑応答(英語)を行います。
許家維は映像作品やインスタレーションを中心に制作しています。彼は歴史的な文脈を神話的な主題や、グリーンバック、ドローンカメラ、コンピューターアニメーションなどの様々な現代のイメージ技術と組み合わせています。また、タイの人形劇や能楽、漫才、宗教や土着の儀式ど、舞台芸術の伝統的な形式を自身の映像作品に多く取り入れています。
許の作品の出発点は、台湾とその近隣諸国との複雑な歴史的関係につながる傍流としての特定の地域や場所です。許はこれまで、アジアにおける冷戦時代の影響や日本の植民地時代について取り扱ってきました。YCAMのプロジェクトでは、張、鄭とともに、日本統治時代の台湾における砂糖の工業生産についての新作を制作・発表します。
本講演では、映像をもちいた許の探求的かつ実験的なアプローチによるヴィデオ・映画作品を上映します。タイ北部に残る中国の国共内戦の痕跡、台湾の旧日本海軍燃料工場、ゲーム「マインクラフト」、パンダ外交、考古学・音楽・芸術との出会いなど、さまざまな題材を扱った作品をご覧いただけます。これらの作品は英語と日本語の字幕上映です。上映後、英語での質疑応答が予定されています。
日時:2023年6月9日(金)18:30〜20:30
会場:九州大学大橋キャンパス デザインコモン(福岡市南区塩原4-9-1)
言語:英語(上映作品は英語と日本語字幕付き)
主 催:九州大学芸術工学研究院
令和4年度大学改革活性化制度「日本デザインを創造し国際発信できる人材育成のための教育プログラムの構築」
令和3年度大学改革活性化制度「メディアアートによる科学・技術の芸術表現への昇華を通した価値の可視化プロジェクト」
共 催:九州大学芸術工学研究院デザイン基礎学研究センター
申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/wnCaBQCKMF
参加費:無料
URL:https://www.design.kyushu-u.ac.jp/topics/17866/
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