
Hello Kitty 展
-わたしが変わるとキティも変わる-
2025/06/24(火) 〜 2025/08/31(日)
09:30 〜 17:30
福岡市美術館
アルトネ編集部 2025/06/24 |
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日本を代表するキャラクターとして、今や世界中の人々に愛されているハローキティ。
デビューから半世紀を迎え、そのユニークさを紐解き、日本独自のキャラクター文化への理解を深めるような展覧会「Hello Kitty展 -わたしが変わるとキティも変わる-」が、6月24日(火)、福岡市美術館で開幕しました(8月31日まで)
本展は、2024年11月~2025年2月に東京国立博物館で初開催、約34万人の来場者を集め話題を集め、その後、沖縄を経て、九州初上陸となる展覧会。
‟キティは、いつもわたしのそばにいた“ をテーマに、ハローキティの半世紀を振り返り、観る人それぞれの懐かしい思い出を引き出すような内容でした。
ハローキティは日常の中に入り込む
ハローキティのユニークさは、マンガやアニメのようにあらかじめ作られた仮想世界に引き込むのではなく、商品としてデザインされたキャラクターであるからこそ、グッズとして、常にファン一人ひとりの日常に入り込み、それぞれのシーンに寄り添い続けてくれているところにあります。
ハローキティは流行に敏感
ハローキティは時代の流行を次々と取り入れ、変わっていったキャラクターです。赤・白・青・黄色といったビビットな原色づかいの初期、淡いピンクと大人かわいいシンプルなデザインで人気を集めたもの、モノトーンブームには白×黒のみで表現されたシックなグッズが大人気となりました。
シンプルなデザインだからこそ、ファンの成長や時代に応じ、変幻自在にその姿かたちを変え、様々なスタイルを取り入れながら、そのデザインの歴史を刻んできました。
ハローキティはコレボレーションもお手のもの
ハローキティほどさかんにコラボレーションしているキャラクターも珍しいのではないのでしょうか。
全国津々浦々の土地や場所とコラボレーションした「ご当地キティ」をはじめ、他のキャラクターとのコラボ、様々な企業や浮世絵まで(!)、その実績は枚挙にいとまがありません。
シンプルなデザインで圧倒的な視認性を持つ一方で、世界観や物語が希薄だからこそ相手の領域にするりと溶け込むことができる――ハローキティというキャラクターだから成せる芸当ともいえそうです。
主役はあなた。キティは、いつもわたしのそばにいた
展示の後半は、30人のアーティストが「キティと私」を題材に制作したイラストのコーナー、そして、展示会場いっぱいに広がったフォトスポットコーナーです。
グッズやキャラクターが描かれたアーティストの作品の中、記念撮影ができるフォトスポットにおいても、ハローキティはいつも私たちに寄り添ってくれています。そこで伝えられるのは「主役はあなた」というメッセージ。
ハローキティがそばにいてくれたあの頃、そして、今 —— ファン一人ひとりの人生を彩り、思い出を作り、それぞれの世界観を拡げてくれた「ハローキティ」という存在に出会い直してみるのもいいのではないでしょうか。
福岡市美術館で8月31日まで開催中
Hello Kitty 展-わたしが変わるとキティも変わる-
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