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2025/06/24(火) 〜 2025/08/31(日)
福岡市美術館
アルトネ編集部 2025/07/25 |
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異才が現代に解き放ちしダークファンタジー『呪術廻戦』。今回、その「創作秘話」を解き明かす大型展覧会が7月12日(土)から福岡市早良区百道浜の福岡市博物館で開催されています。
「週刊少年ジャンプ」での連載開始当初から話題を集め、TVアニメシリーズ、劇場版アニメ映画などでも大反響を呼ぶ本作品。作者・芥見下々氏の描く疾走感あふれる物語は、絶望にも希望にも揺れ動く巧みなストーリー構成により、読者の心を捉えて離さない『呪術廻戦』。本展覧会では、デジタル手法による『呪術廻戦』の創作工程を、作者の解説も交えながら一挙公開。ストーリー、キャラクター、イラストワークが工夫を凝らした構成で紹介されています。
まず会場に入ると「領域之壱 プロトタイプ&ネーム」のコーナーとなります。完成原稿ができるまでのネーム・下書きが惜しみなく展示されています。『呪術廻戦』へとつながる前日譚『東京都立呪術高等専門学校』や、同作の発表後に制作されたプロトタイプのネームも一部抜粋して初展示。
『呪術廻戦』という作品がどのようにして生み出されたのかを知ることができます。
第2章は「領域之弐 デジタル作画メソッド」。今やスタンダードとなりつつあるデジタル作画環境での漫画制作。その千差万別の手法において、本作『呪術廻戦』では芥見氏とアシスタント陣がどのような工程を経て作品を創作しているのか紹介しています。
次の章は「領域之参 連載原稿 総力解説 」です。この章では『呪術廻戦』をストーリーごとに区切り、キャラクター・設定・ストーリーについて、ネー ムや下書き、背景画を交えて作品づくりの最深部を解説しています。会場には芥見下々氏本人によるQ&A形式の コメントが掲示されており、これまで明かされていなかった部分まで知ることができる非常に貴重な展示になっています。
作者のQ&A解説が全78点!ネームや下書きなど「秘蔵素材」のパネル79点 に、完成原稿の展示は100点以上。ファン必見の大ボリュームです。
会場の最後を飾るのは「領域之肆 カラーイラスト」。渾身のカラーイラストの数々を大迫力のサイズで展示。デジタルで描かれた作品だからこそできる拡大出力&デザイン処理によりトリミングされていた部分まで高範囲で出力され、迫力ある展示になっています。
また、ここでしか購入ができない展覧会オリジナルグッズももちろん準備されています。本展覧会の開催を記念したオリジナルグッズ「全100アイテム」を展覧会場に設けられた公式ショップにて多数販売しています。
※全ての商品に購入制限があります。
『呪術廻戦』のディープな魅力にどっぷりと浸ることができると共に、デジタル作画による漫画創作の最前線を知ることができる「芥見下々『呪術廻戦』展・福岡会場」。これから漫画やアニメ、ゲームなど様々な創作に携わりたいと考えている人にも必見の展覧会です。
展覧会は9月28日(日)まで。
◇◇◇
◇展覧会名:芥見下々『呪術廻戦』展・福岡会場
◇会 期:2025年7月12日(土)~2025年9月28日(日)
※休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
◇会 場:福岡市博物館(2F・特別展示室)
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