魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~
2026/02/21(土) 〜 2026/04/12(日)
09:30 〜 17:30
福岡市博物館
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アルトネ編集部 2026/02/24 |
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2月21日(土)、福岡市博物館で特別展「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」が開幕しました。
本展担当学芸員の朝岡俊也さんは「展覧会では、人と環境の関わりの歴史を紹介しています。過去をみることで今を深く理解でき、おのずと未来が見えてくる。歴史をひもとくことで社会のみえ方がかわる―そんな魔法のような体験をしてもらいたい」と本展の意図を語ってくださいます。
そもそも“歴史”とはどういったものなのでしょうか。早速、会場に足を踏み入れてみましょう。展示の導入部分、過去と今、そして未来は切り離されたものではないというメッセージをユニークに体現しているのが、展示の導入を飾る現代美術作家・柴田敏之さんの作品群です。時を重ね、遺跡になったかのようにみえる身近なモノたち。2,000年後、41世紀の未来からみた福岡の今を想像した世界、空想のタイムトンネルが私たちを展覧会の本章へと誘ってくれます。
本展の主題となるのは、人と環境の歴史です。「森と人」「川と人」「海と人」「町と人」「福岡の今とこれから」の5章構成で、自然環境と人がどのような関わりをもち、社会が形成され、現代、私たちが居る福岡のまちにつながっているのかが、様々な事物や史実を通して紹介されています。
弥生時代の福岡平野の森林の状況、江戸時代に屏風絵や着物に描かれた森の姿―― 一口に「森と人」といってもその表象や解説の切口は多種多様。豊富な資料類を所蔵している福岡市博物館ならではの幅の広さで、これまでに顧みることのなかった多角的な視点からそれぞれのテーマについて、学びを深めていくことができます。
あわせて「福岡の人は新しいものが好き?」などのトピック展示も。
県民性として語られることの多いテーマを歴史を通して考察するとどうなるのでしょうか。弥生文化の発祥地であり、いにしえより交易の拠点であった土地の歴史をたどっていくことで、いかにして福岡が新たな文化を国内外から受容し、この土地ならではの文化をかたちづくってきたのかを知ることができます。
本展の開催は4月12日(日)まで。会期中には、古代フェスやワークショップ(ともに2月28日)、まち歩きツアー(3月28日)など関連イベントも開催されます。
自然に囲まれたまちとしても知られる福岡。その資源や地理的条件からこの土地を知り、その歴史をたどることで見えてくるまちの姿に、よりよい未来を作っているヒントが隠されているのかもしれません。会場には大人も子どもも楽しめる仕掛けがたくさんあります。友人や家族でときに対話を楽しみながら、さまざまな展示物をとおして福岡の時空を旅しながら、今、いる場所に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~
日時:2026年2月21日(土)~ 4月12日(日)
9:30~17:30(入場は17:00まで)
会場:福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3-1-1)
休館日:月曜日(ただし、2月23日(月・祝)は開館し、2月24日(火)は休館)
観覧料:一般800円(600円)、高大生 500円(400円)
※( )内は20名以上の団体料金
2026/01/20(火) 〜 2026/03/15(日)
九州国立博物館
2025/12/13(土) 〜 2026/03/08(日)
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2026/01/09(金) 〜 2026/02/26(木)
Spiral Garden 福岡ワンビル
2026/01/13(火) 〜 2026/02/27(金)
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2026/01/24(土) 〜 2026/03/01(日)
大川市立清力美術館