「浦川大志個展 スプリット・アイランド」
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福岡市美術館
| 2020/05/02 |
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姿を描き写せば疫病を封じるとされる謎の妖怪「アマビエ」。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、絵やイラストを発表する動きがインターネットを中心に広がっている。九州のアーティストも、それぞれの持ち味を生かしながら、地元ゆかりの妖怪に終息への願いを託している。
アマビエは1846年、肥後(熊本県)の海中に現れた。京都大所蔵の瓦版には、長髪でうろこに覆われ、くちばしと3本の足を持つ姿が描かれ、「疫病が流行したら私の姿を写して人々に見せよ」と役人に伝えたことが記される。
画家の安藤圭汰さん(福岡市)は「伝承の通り多くの人に見せたい」と描いた。少し恐ろしげだが強そうだ。知人から誘われて描いたという田中千智さん(同)のアマビエは、子どもに寄り添う守り神のよう。それぞれフェイスブックで公開している。
絵本作家、イラストレーターの山福朱実さん(北九州市)は版画を制作。知人の店舗に飾られるなど拡散している。崇城大(熊本市)芸術学部の小川剛准教授はかわいらしくキャラクター化した。
にわかに有名になったアマビエだが、実際にどの程度認知されていたかは不明だ。熊本大の鈴木寛之准教授(民俗学)は「アマビエが言及される史料は京大所蔵の例しかなく、熊本でも伝承は確認できない」と話す。似た名前の「アマビコ」が同様のお告げをした記事は多く残るため、名前を誤記して伝わったとする説も有力という。(諏訪部真)
=5月1日付西日本新聞朝刊に掲載=
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