【野口哲哉、小村雪岱、古代エジプト展】2021年、山口県立美術館の注目展覧会！

　九州、山口エリアの展覧会情報を発信するARTNE（アルトネ）による、各施設の展覧会ラインナップから注目の展覧会をご紹介するシリーズ。今回は山口県立美術館編です。

■美術作家、野口哲哉の作品世界を紹介

野口哲哉展－this is not a samurai
2021年4月15日（木）～6月13日（日）

　人と鎧が語りかける声なき物語— 美術作家、野口哲哉（1980- ）は、甲冑に対する該博な知識と卓抜な造形力、そして人間に対する優しさに満ちた洞察力によって、時代を超えた普遍的人間像を生み出しました。本展では、新作を含む初期からの代表作約180点によって、野口哲哉の作品世界を紹介します。

■装幀や挿絵、舞台美術などを通して、大衆を魅了した小村雪岱の展覧会

小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダン
2021年7月8日（木）～8月29日（日）

　大正から昭和初期、装幀や挿絵、舞台美術などを通して、大衆を魅了した小村雪岱（せったい）（1887～1940）。江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した繊細な作品世界を、そのスタイルと呼応する近代・現代工芸も交えて紹介します。

■最新の科学技術を用いて、かつてない切り口で古代エジプト文明の神秘を紹介

ライデン国立古代博物館 古代エジプト展
2021年9月18日（土）～11月7日（日）

　巨大なピラミッドや神秘的なヒエログリフ、そして謎に包まれたミイラ。古代エジプト文明は、何世紀にもわたって世界中の人々を魅了してきました。本展では、オランダのライデン国立古代博物館のコレクションから、最新の科学技術を用いた研究の成果をもとに、かつてない切り口で古代エジプト文明の神秘をご紹介します。