
特別展「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」
2019/11/16(土) 〜 2019/12/22(日)
09:30 〜 17:30
福岡市博物館
2019/11/16 |
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歌川国芳の弟子の一人、落合芳幾(1833~1904)は、毎日新聞の前身である「東京日日新聞」の1872年の創刊時のメンバーで、錦絵新聞という新たなジャンルを生み出した。
錦絵新聞とは、多色刷りの浮世絵に記事を添えたもの。748号の錦絵新聞では、大阪の三井呉服店で起きた事件を報じている。売り場勤務の中村宗七は、番頭に疎まれて出世できずにくすぶっていた。降格のうわさも流れ、中村は怒りを爆発させて、酒に酔って眠っていた番頭を刀で切りつけた。
さも犯行を見たかのように伝える錦絵新聞は、新聞興隆期の販売拡張に貢献する。だが、製作に手間がかかり数年で姿を消す。
歌川芳藤(よしふじ)(1828~87)はおもちゃ絵というジャンルを手掛けた。おもちゃ絵は、絵を切り抜いてのり付けすると、こいのぼりなどができる仕組みで、子どもに人気があった。
木版刷りの浮世絵は200枚ほどしか刷れなかった。明治期に入ると大量生産に向いた石版画が登場し、写真も普及。300年続いた浮世絵の時代は幕を閉じる。「錦絵新聞は現代の写真週刊誌、おもちゃ絵はペーパークラフトの先駆けだった」と元名古屋市博物館副館長の神谷浩さん(65)。浮世絵師たちの仕事は、形を変えて現代に伝えられている。(大淵龍生)=11月2日西日本新聞朝刊に掲載=
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