藤城清治　愛　生きる　メルヘン展

日本を代表する世界的影絵作家である藤城清治氏は自ら編み出した方法で、カミソリと数百色のカラーフィルターを操り、こびとや猫などの愛らしいモチーフから聖書や童話の世界、緻密な風景画など幅広いテーマで独特の世界を創り続け、「光と影の詩人」と称せられています。

宮崎県立美術館で開催される「藤城清治 愛 生きる メルヘン展」では、藤城氏の作品120点余りが展示され、宮崎県民ひいては県外からの皆様に藤城氏の作品のすばらしさを実感できる展覧会です。

あわせて、5月15日に宮崎空港ターミナルビルに藤城氏が原画を描いたステンドグラス「神の光 生命の国 愛と花 ～宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ～」が完成、公開されること、藤城氏の作品が多くの人の文化・芸術への関心を高めています。また来年2020年には、宮崎県で「第35回国民文化祭・みやざき2020」、「第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」（国文祭・芸文祭みやざき2020）が開催されます。大会のキャッチフレーズである「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」と、氏の生み出す神話を題材にした作品の数々が重なり合うことから、今回の美術展を「国文祭・芸文祭みやざき2020」のプレイベントとして実施されます。

会場は、宮崎県立美術館2階企画展示室。