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所蔵品展 No.136

巴里 憧れのフランスと魅惑の日本

日程  2017/04/26(水) 〜 2017/06/25(日)
会場 下関市立美術館
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アルフォンス・ミュシャ《モナコ・モンテカルロ》1897 年 

下関市立美術館で、アルフォンス・ミュシャらの作品を通して、19世紀末から20世紀初めの日本美術とフランス美術のつながりを伝える展覧会が開催される。

19世紀末のフランスでは、日本の文化・芸術(美術工芸品や浮世絵)に感化されたジャポニスム(日本趣味)が流行。たとえば、トゥールーズ・ロートレックのポスターは、浮世絵にみられるような大胆な画面構成に特徴がある。また、動植物が多く描かれた日本美術に影響されて、植物文様や有機的な曲線を表現の特徴とするアール・ヌーヴォーという新しい芸術思潮も生まれた。アルフォンス・ミュシャによる曲線美は、モチーフの女性をより魅力的に写し出す。そして、日本美術を直接フランスへもたらした人物が高島北海(1850-1931)。同時代にフランス・ナンシーでアール・ヌーヴォーに接触し、エミール・ガレとの邂逅も果たしている。  

本展では、19世紀末ポスターとガレ工房のガラス工芸、高島北海の作品や資料約15点のほか、1900年代から1950年代に、フランスへ渡った日本人画家たちも紹介。1920年代、日本伝統の絵画技法を用いてパリの寵児となった藤田嗣治、同時期にフランスで制作に取り組んだ岡鹿之助や、ルノワールに師事した梅原龍三郎、ヴラマンクに師事した佐伯祐三ら、渡仏経験のある作家たちの油彩画、水彩画、版画約30点で、彼らのフランス美術受容、独自の展開、表現の豊かさに着目する。

「どこから日本画?―芳崖以降の表現者たち」、「新収蔵品紹介」も同時開催。詳細は公式HPまで。

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