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アトリエ移設記念展

はじまりはここから―岡田三郎助と女性画家たち―

日程  2018/04/01(日) 〜 2018/05/20(日)
会場 佐賀県立美術館
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赤い帽子の男の子(いわさきちひろ)
ちひろ美術館蔵

佐賀県美術館では、東京渋谷区恵比寿に現存していた岡田三郎助のアトリエ、そして女子洋画研究所が佐賀市城内に移設されたことを記念し「はじまりはここから―岡田三郎助と女性画家たち―」が開催されます。

佐賀に生まれ、明治から昭和初期の洋画壇おいて重きをなした画家・岡田三郎助は女子の洋画教育に力を入れた人物でした。「日本には、好き画かく婦人に欠けてあるには候はずや」― 明治30年から4年にわたるフランス留学のなかで、師であるラファエル・コランのもとを訪れて絵を学ぶ女性の姿を目にしたことは、岡田が女性を対象とする洋画教育に目を向ける契機になりました。

岡田は大正5年から女子美術学校で教鞭を執り、多くの女性に洋画を教えました。また、明治40年頃から、女性のための洋画教育専門の教育所をつくりたいという希望を持つようになり、それは大正末頃に自宅のアトリエに隣接して女子洋画研究所を設けたことで実現に至りました。

これらの場所で岡田から絵の指導を受け、その後ひろく活躍を果たした女性画家として、有馬三斗枝、甲斐仁代、森田元子、深沢紅子、三岸節子、岡田節子、いわさきちひろなどの名を挙げることが出来ます。彼女たちは、女性が洋画を描き、ましてやプロの画家になるということに対して周囲の理解を得辛い時代でありながら、岡田のもとで才能を伸ばし、画家として巣立っていきました。

本展では、岡田三郎助に師事した女性画家たちの作品とともに、岡田がアトリエで描いた作品や、当時アトリエ内に飾られ、訪れる弟子達に感銘を与えていた岡田の作品等を展示します。

会場は、佐賀県立美術館2号展示室。また会期中、「岡田三郎助アトリエ」及び「OKADA-ROOM」(美術館1F)においても本展と関連した展示が行われます。

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