予習にピッタリな解説動画も！九州国立博物館　特別展「奈良　中宮寺の国宝」

　太宰府市の九州国立博物館で開催中の特別展「奈良　中宮寺の国宝」。九州初公開の国宝「菩薩半跏思惟像」をはじめ、飛鳥時代よりつづく古刹で長い間守り伝えられてきた寺宝の数々を一挙公開しています。

　　本展ご来場前にぜひ予習としてご覧いただきたいのが、こちらの動画。

　九州国立博物館の担当学芸員が、本展の見どころをわかりやすく解説されていて、早く作品に会いたくなってきますよね。

　特に、今回アルトネ編集部でも話題なのが、中宮寺のご本尊・菩薩半跏思惟像の展示方法です。

　動画からも分かる通り、３６０度全方位から鑑賞できるようになっているんです！

　様々な角度から鑑賞して、世界三大微笑のひとつとして数えられるお像の「わたしだけの美しさ」を追求してみてはいかがでしょうか。

　このほか、聖徳太子の妻が亡き母と夫のために作った国宝「天寿国繍帳」は、１３００年以上の時を経てなお当時の色鮮やかな断片を見ることができます。こちらは２月２１日（日）までの展示となりますので、お早めにご来場ください！

　特別展「奈良　中宮寺の国宝」は３月２１日（日）まで開催しています。安心かつ安全にご観覧いただけるよう、九州国立博物館では検温・手指消毒の徹底など対策を講じています。ゆっくりご覧になりたい方は、平日のご来館がおすすめです。この機会にぜひ、足をお運びください。（ARTNE編集部）