県民文化祭が「ふくおか県芸術文化祭」へ／企画段階から学生メンバーが参加【NEWS】

　文化芸術を身近に鑑賞、参加、創造できる機会として、30年以上の歴史がある「県民文化祭」。県内全域で10月～12月に開かれ、県民に親しまれてきました。
　2024年度からは名称を「ふくおか県芸術文化祭」にリニューアル。これまで本イベントを知らなかった若い世代にも認知されるよう、さまざまな取り組みが行われています。

　その企画のひとつが、福岡市・天神のアクロス福岡横の天神中央公園で、10月5日（土）、6日（日）の2日間にわたり開催される「ふくおか県芸術文化祭オープニングフェス」です。
　会場となる天神中央公園では、パフォーマンス用のステージが設けられるほか、県内にゆかりのあるアーティストやクリエーターの展示、販売・ワークショップブースが展開されるなど、2日間で約50もの催しが開催されるそうです。

　また、同オープニングフェスでは、企画段階から学生が入り、若い世代の感性や発想を取り込むという企画「学生企画会議」も実施されます。開催まで約3カ月となった7月2日（火）、県内8校の大学や専門学校から有志の学生メンバー26人が集い、1回目の学生企画会議が開催されました。

　ふくおか県芸術文化祭実行委員会事務局長の市村智子氏の挨拶において「若い学生のみなさんにぜひいろいろなアイディアを出していただきたい」という期待の声が伝えられた後、学生メンバーからは「これまで出会ったことのなかった人と協力して企画からイベントを作り上げていくのが楽しみ」「成長するチャンスにしたい」といった意気込みが語られました。

※「ふくおか県県芸術文化祭オープニングフェス」は福岡市のほか、北九州市のイオンモール八幡東でも開催予定（10月12日予定）。

　その他、詳細および最新情報は8月下旬リニューアルオープン予定の公式HPで発表予定です。