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福岡アジア美術館
アルトネ編集部 2019/01/15 |
ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなどを展開する国際企業「LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ」。そのLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン株式会社 代表取締役社長 ノルベール・ルレ氏の講演会が12月10日、福岡市内のホテルで開かれ、「LVMH Group-美しく豊かに生きる喜びを世界中に伝えるために-」をテーマに、グループの取り組みや理念などについて語りました。
同グループは、「ファッション&レザーグッズ」の他、「ワイン&スピリッツ」「パフューム&コスメティクス」「ウォッチ&ジュエリー」など多彩な事業を展開し、事業体は70、社員数は14万5000人に上るといいます。2014年には、パリ・ブローニュの森に「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」という文化複合施設も開設。美にこだわり、美を追求する世界有数の企業です。
この日の講演は、九州とフランスの経済交流などに取り組む団体「九州フランスパートナーズクラブ」が主催し、フランス政府公式文化機関「アンスティチュ・フランセ九州」=福岡市中央区=の協力で開かれました。
ルレ氏は、グループの歴史や事業の概要、戦略などについて説明。「Art de vivre(美しく豊かに生きる喜び)」を、洗練された製品を通じて世界中に伝えていくことがグループの使命だと言います。企業理念として挙げたのが「創造と革新」「卓越性の追求」「起業家精神の育成」の3点。例えば、「創造と革新」については「新しい技術、新しいデザイン、新しいマネジメントスタイル。(失敗を恐れず)取り組んでみることが大切」と語り、伝統を守りながらも、常に未来を見据え、新しいことに挑戦していく大切さを指摘します。「卓越性の追求」については、「中途半端な製品、中途半端なやり方はいらない」とし、常に完璧さを目指し、細部まで細心の注意を払っていると言います。「起業家精神の育成」についても「ビジネスはエキサイティング。前向きに取り組んでいかなければ」と話し、挑戦する勇気の必要性を語ります。
同グループが発信する「優美さ」「芸術性」は、たゆまぬ挑戦と革新性の上でつくり出されている―それが浮かび上がるような講演会。ルレ氏の軽快でウイットに富んだ日本語での講演に、会場を埋めた人々は聞き入っていました。
フォンダシオン ルイ・ヴィトン(英語)https://www.
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