江口寿史展
EGUCHI in ASIA
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福岡アジア美術館
2020/12/22 |
戦後を代表する前衛美術家で、11月に亡くなった伊万里市出身の池田龍雄さん(享年92)を追悼する「絵本の挿し絵展~アバンギャルドの裏側で~」が17日、同市民図書館で始まった。生前寄贈を受けた児童書の原画など19点を展示しており、同館は「子どもたちに向けた温かい思いを感じて」と来場を呼び掛けている。27日まで。入場無料。
池田さんは二里村(現同市二里町)で生まれ、海軍航空隊の特攻隊員だった17歳で敗戦を経験。戦後は多摩造形芸術専門学校(現多摩美術大)に進み、岡本太郎さんらのアバンギャルド芸術運動に加わるなど、国内外で活躍した。
同館とは1995年、開館記念行事で講演して以来交流を続け、これまで原画など約250作品と、図録や挿絵を掲載した書籍など約250冊を贈呈した。
今回の展示は60~70年代に出版された児童書の原画が中心。大人の郷愁を誘うだけでなく、今の子どもにも親しんでもらおうと、原画を掲載する貸し出し可能な児童書も紹介している。
鴻上哲也館長は「前衛から児童向けまで、作品の幅広さが池田さんの魅力。ファンならずとも楽しんでほしい」と話した。同館=0955(23)4646。(糸山信)
=(12月18日付西日本新聞朝刊佐賀県版に掲載)=
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