松浦史料博物館開館70周年記念・九州国立博物館開館20周年記念特別展
平戸モノ語り ─松浦静山と熈の情熱
2026/01/20(火) 〜 2026/03/15(日)
09:30 〜 17:00
九州国立博物館
| 2026/01/20 |
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江戸時代後期の長崎・平戸藩主父子によるコレクションを紹介する特別展「平戸モノ語り 松浦(まつら)静山と熈(ひろむ)の情熱」が20日から、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で始まります。この連載では、現存する国内最大級の大名家コレクションを築いた2人の、収集への思いに迫ります。今回は9代藩主静山の「モノ語り」です。
わしは16歳で藩主に就いた時分より、多種多様な資料を収集、模写しておった。これらは研究者たちが注目する貴重なものばかりじゃ。かわいいカッパやお化けの絵もあって、知的好奇心は尽きることがなかったのじゃ。収集の理由は後世に歴史を正しく伝えたいという情熱に燃えていたからじゃ。80歳のわしが描かれた「三勇像」には、年老いてもなお情熱に燃える眼力がよく表されておる。実はこのとき、肖像画嫌いのわしは緊張していたのじゃが、それはここだけの秘密としておこう。
わしの随筆「甲子夜話(かっしやわ)」は皆も知っておろう。街のうわさ話に至るまで、詳細に記録しておる。暇つぶしのためではなく、後世の人が歴史を知るために書いたのじゃ。ほら、皆もこの随筆を通じて江戸の暮らしが見えてくるであろう。
(九州国立博物館主任研究員・松浦晃佑)
▼特別展「平戸モノ語り 松浦静山と熈の情熱」 3月15日まで、福岡県太宰府市の九州国立博物館。前期は2月15日まで、月曜休館。前売り一般1800円など。高校生以下は無料。九博ハローダイヤル=050(5542)8600。
=(1月16日付西日本新聞朝刊に掲載)=
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