江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2022/10/28 |
ふと旅に出たくなる、心地よい季節。そんな時は、アートで巡る日本旅もおすすめです。画家が切り取る風景画には、ストーリーがあり、鮮やかで繊細な色使いは世界が広がるような感覚を覚えることも。アートで旅するように日本を巡ることができる展覧会を集めました。
“旅情詩人” 川瀬巴水が切り取る風景
日本各地を旅しながら風景を描き続けた木版画家・川瀬巴水(1883~1957)。鹿児島市立美術館で開催中の特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」では、初期から晩年までの作品から代表的なシリーズが中心に展示されています。
まるで目の前に四季折々の景色が広がる川瀬巴水の作品。“旅情詩人”が切り取った風景で旅気分に浸りませんか。
古地図がいざなう世界へ
萩博物館で開催中の企画展「江戸時代の地図」。江戸中期の萩城下町の絵図など、本展では同館が収集してきた江戸時代に作られた地図が集結します。
期間中は、学芸員によるギャラリートークや、ガイドによる町歩きイベントなども予定。古地図がいざなう世界をお見逃しなく。
日本文化の“美”が集結
1382(永徳2)年に足利義満が創建した京都の相国寺。そして相国寺の塔頭寺院である金閣、銀閣、大光明寺。
大分県立美術館で11月26日から始まる「大本山 相国寺と金閣・銀閣の名宝」では、雪舟や千利休、長谷川等伯、狩野探幽、伊藤若冲などの寺宝が集結します。大分県出身の日本画家・岩澤重夫の金閣寺客殿障壁画も必見です。
広重が描く日本を旅する
都城市立美術館で開催中の特別展「歌川広重 東海道五拾三次」。本展では、浮世絵師・歌川広重(1797-1858)の代表作である保永堂版「東海道五拾三次之内」と、現存する数が少ない丸清版「東海道五十三次」を同時に展示します。
構図や色彩、季節が全く違う2つの版を見比べられる展示構成となっています。
広重の豊かな表現力で描いた、美しい日本の風景を巡る旅はいかがですか。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2024/10/31(木) 〜 2024/11/25(月)
大丸福岡天神店 本館8階催場
2024/09/07(土) 〜 2024/11/24(日)
つなぎ美術館
2024/10/26(土) 〜 2024/12/01(日)
九州芸文館