特別展 世界遺産
ラスコー展
クロマニョン人が見た世界
2017/07/11(火) 〜 2017/09/03(日)
09:30 〜 17:00
九州国立博物館
大迫章代 2017/08/07 |
次は福岡市博物館のナイトミュージアムツアー。
「黄金のファラオと大ピラミッド展」開催中の会場を“懐中電灯片手に暗闇の鑑賞”できるという、映画「ナイトミュージアム」気分な企画。あらかじめ前売券を購入した人だけの限定イベントだ。
こちらは18:30開場19:00スタート。一旦クローズした博物館に入ると、場内は昼間とはかなり違う雰囲気。ショップやレストランなども閉まり、ひっそりと静まった博物館の1階ロビーにお客さんたちが続々集まってくる。
19:00になり、いよいよ会場オープン!古代エジプト人(ファラオ?)に扮した司会者の指示に従い展示室へ。イベントの参加定員は300名だが、暗闇の中でゆっくり会場を散策してもらうため、30人ずつ時間の間隔をあけての入場だ。
展示室へ足を踏み入れると思った以上にあたりは真っ暗。足元の照明灯以外、ほとんど明かりがない。会場はこんな感じ。
カフラー王の像や、遺族の墓に納められたというミニピラミッドを、懐中電灯で1つ1つ照らしながら見ていると、なんだかミステリーの謎解きをしている冒険劇の主人公になった気分!
次は何が出てくるのか、わくわくしながらヒエログリフの展示コーナーに入ると、ガイドスタッフらしきお姉さんが「こちらを見てみてください。ヒエログリフの陰影は、ナイトミュージアムならではの楽しみですよ」と声をかけてくれた。
なるほど~、石に刻まれた文字や絵がくっきりと浮かび上がって美しい!
また会場内には、要所要所に古代エジプトの扮装をしたスタッフも待機しているので、暗いところは苦手~という人でも、安心して展示を楽しめる。
大ピラミッドを建造した古王国時代の至宝を中心に約100点を公開している本展。中でも、「アメンエムオペト王の黄金のマスク」は、暗闇の中で一段とまばゆく輝いていた。
ピラミッドの謎、そしてピラミッドを建てた偉⼤なファラオや王家の⼥性、貴族、建 設を⽀えた⼈びとたちの壮⼤なドラマを探検気分で楽しめるナイトミュージアムツアー。残念ながらツアーは終了してしまったが、こちらも⾦・⼟・⽇ と8⽉14⽇(⽉)、15⽇(⽕)は開館時間を20時まで延⻑(⼊場は19:30まで)、お得な団体料⾦で⼊れるトワイライトミュージアムを実施中だ。
最後に、2つのナイトミュージアムを体験して。
2万年前からタイムスリップしてきたクロマニョン人との時を超えた
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九州国立博物館
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大丸福岡天神店 本館8階催場
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