超くっきーランドneo in 福岡PARCO
2018/01/26(金) 〜 2018/02/12(月)
10:00 〜 20:30
福岡PARCO 本館8F パルコファクトリー
アルトネ編集部 2018/02/07 |
昨年10月に東京・原宿で開かれ、3日間で1万人以上が押し寄せた「超くっきーランド」がタイトルと中身をリニューアルして福岡に初上陸。お笑いコンビ野性爆弾・くっきー氏が生み出したさまざまな作品や、クリエーターとのコラボレーション作品などを集めた展示会が福岡市中央区の福岡パルコ8Fパルコファクトリーで2月12日(月・休)まで開催されている。早速「超くっきーランドneo in福岡パルコ」に突撃し、会場に姿を見せたくっきー氏に話を聞いた。
ーー「超くっきーランド neo」の見どころは。
くっきー氏:「neo」は展示品を厳選するなど無駄をなくして、「超くっきーランド」よりシャープにしました。会場の大きさもちょうどいいので、隅々までじっくり見てもらえるとうれしい。会場限定のオリジナルグッズも充実させました!
ーー1日1000人以上が訪れ、福岡でも話題沸騰です。
くっきー氏:福岡の人たちの反応はめちゃめちゃいいですね。僕はドロッとしたとろみのある笑いが好きなんです。気持ち悪いものとか。それで展示会のために、過去に作ったものを見返したのですが、好きなことはずっと変わらないですね。作品を見て「気持ち悪い」という人もいれば、「かわいい」という人もいます。見る人はそれぞれ、自由に感じてもらいたいです。
いよいよ会場へ突入!
くっきー氏の才能が爆発していると評判の「超くっきーランドneo」。想像しきれないが、体験すれば何か分かるだろうか。会場に飛び込んだ。
東京・渋谷のスクランブル交差点の写真、巨大な指が何重にも折り重なったオブジェ、麻雀をしている等身大の人形、「アバラ骨」「子供の皮膚」などの文字が書かれた習字の掛け軸・・・。混沌(こんとん)とした〝くっきーの世界観〟が会場に踏み込んだ途端、一気に押し寄せてきた。入場者のほとんどが、数量限定の入場特典「プレミアムお面」を着けているので、くっきー氏の顔がそこかしこを歩き回っている。それが空間の異様さに拍車を掛けている。
気が付くと、目の前にはピンク色の巨大な鳥居がそびえる神社の前にいた。おさい銭を入れると祭壇(?)に祭られているくっきー氏のキャラクター「バランスおじさん」がくるくると回り、電飾がピカピカと光った。強烈な御利益がありそう。
続いて今回の展示会で最もシンボリックなコーナー「ベンジャミン・ボーナスの部屋」へ。ベンジャミン・ボーナスとは、くっきー氏が扮(ふん)する人気キャラクターだ。真ん中の椅子に座って写真撮影ができる。怪しさ満点のくっきーワールドの一員になれる場所だ。
「激似顔マネの部屋」。くっきー氏といえば、白塗りにした顔で数々の有名人の顔をまねする「激似顔マネ」が有名。どれも異常に似ていて、カーテンをめくる瞬間がたまらない。
くっきー氏が手掛けたショートムービーを2作品を上映する「SUPER COOKIE LAND THEATER」。二つのモニターの前に、それぞれ3人しか座れないとても小さな映画館。
あらゆる性癖を持つキャラクターをイラストと解説で紹介する「空想トランスフォーメン」。あふれ出てくる変態さと、細か過ぎる設定に圧倒される。
こんな世界があったのか、目が覚めた。体験をして分かった。くっきー氏のめくるめく世界にどんどんはまっていく! 時間がある限り、いや予定をなくしてでもどっぷり漬かっていたい!
必ず手に入れたい!と思わせるオリジナルグッズも豊富にそろう。アートディレクターの吉田ユニ氏とコラボレーションしたおしゃれでかわいいTシャツやステッカーは女性に人気とか。Tシャツに書かれている文字は「NIKUGUSO」。
まさに〝人類史上最狂〟の展示に圧倒された。「超くっきーランドneo in 福岡パルコ」は2月12日(月・休)まで好評開催中。
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