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悩んで買えなかった作品も手に入る!?アートフェア アジア福岡2018【レポート】

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アルトネ編集部
2018/09/21
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第4回目の開催となった「アートフェア アジア福岡2018」(2018年9/8~9/9開催)。ホテルオークラ福岡を舞台に、国内外37のギャラリーが福岡に集結し、ホテルの客室がアート空間へと変貌しました。注目のアートフェアの様子をレポートします。

今回参加した37のギャラリーは以下の通り。本アートフェアお馴染みのギャラリーもあれば、初参加のギャラリーもあります。フェアの名前にアジアを冠している通り、台北やソウル、シンガポール、カトマンズなどのギャラリーも出展しているのが、特徴と言えるでしょう。

Uspace Gallery(台北)、芦屋画廊(京都)、LADS GALLERY(大阪)、ギャラリーモリタ(福岡)、画廊香月(東京)、ザ・トールマン コレクション(東京)、GALLERY龍屋(愛知)、KOKI ARTS(東京)、Gallery Seek(東京)、petit morpho gallery(香港)、ミヅマアートギャラリー(東京/シンガポール)、みさき画廊(大分)、SYSTEMA GALLERY(大阪/カトマンズ)、ゲキリン(大阪)、Nii Fine Arts(大阪)、GALLERY CLASS(奈良)、Premium Pages Collective(シンガポール/東京)、なかお画廊(熊本)、ときの忘れもの(東京)、コンテンポラリーヘイズアート(東京)、ギャラリー風(大阪)、KHALIFA GALLERY(ソウル)、YOD Gallery(大阪)、HRD+ONW(京都/ソウル)、Gallery Suchi(東京)、ギャラリー EM(長崎)、LeeSeoul Gallery(ソウル)、THE GALLERY/田中美術(兵庫)、ギャラリー尾形(福岡)、ギャラリーターゲット(東京)、アートデアート・ビュー (大阪)、福岡日動画廊(福岡)、gallery UG(東京/京都)、3ta2 gallery(愛媛)、WHITE SPACE ONE(福岡)、みぞえ画廊(福岡/東京)、翠波画廊(東京)〈部屋番号順〉

会場のホテルオークラに到着すると、1階受付で熊本のアーティストしまうちみかさんの立体作品が出迎えてくれました。フォトジェニックな本作は、撮影している来場者もたくさん。黄金に輝く本作品が、フェアへの期待を高めてくれます。

1階受付の様子。金色に輝く作品は、しまうちみか《Dog head》

エレベーターで会場となる9階まで上がると、たくさんの観客が部屋から部屋へと渡り歩いていく光景が目に飛び込んできます。年々来場者も増加しているそうで、時にはすれ違うのが大変なほど。

ホテルの廊下にたくさんのアーティスト、ギャラリスト、観客が溢れます

来場した観客たちがよく口にしていたのは、「美術館で見るのとは違う」ということ。天井が高く広大な美術館の展示室とは異なり、ここでは親密な距離感で作品に接することができます。ホテルの部屋の中は、住宅の室内に近く、購入後に飾る様子が思い浮かべやすいのもホテル型アートフェアの魅力。また、そもそも"購入する"という視点で作品を見るだけで、作品が違って映ります。もちろん美術館で見る作品も格別。どちらが良い、悪いという話ではなく、多様なアートとの接し方がひらかれているということが大事なのではないでしょうか。

この作品面白いなぁと見ていると、アーティストやギャラリストが話しかけてきてくれるのもアートフェアの醍醐味のひとつ。自分の見方で大丈夫なのだろうか、失礼なことを言ってないだろうか、とか、独特の緊張感がありますが、会話の中で作品背景を聞くと、思わず購入につながることもあるかもしれません。

対話の中で作品の魅力を発見することも

今回は、「アートフェアアジア福岡2018新人作家公募展」として公募で選ばれた作品の展示スペースが設けられていました。来場者による投票も行われていて、"投票する"という新たな軸の登場で、どれにしようか頭を抱えてしまうのでした。

「アートフェアアジア福岡2018新人作家公募展」の様子。バラエティに富んだ作品が並びます

また、新たな試みとして、WEBサービス「Art Scenes」とのコラボレートも行われていました。「Art Scenes」は、作品、アーティスト、ギャラリー、アートフェアの情報が集約されたWEBサイトで、アートフェアが終了してからも出展作品について問い合わせることが可能です。どうしても迷って即決できなかった人にとってはありがたいサービスですね。アートを手にするという行為は直感が大事とは言え、「家族と相談しなきゃ」など事情があったりするのが現実。リアルな場とWEBサービスの組み合わせで、さらに作品を手に入れるチャンスが拡大しそうです。

 

残念ながら本記事が公開される頃にはアートフェアは幕を閉じているのですが、「Art Scenes」を覗いたり、お近くのギャラリーを訪れたりして、アートを身近に感じてみてくださいね。

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