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デジタルアートで蘇る古代の海 夜まで楽しめるマリンワールド【コラム】

2018/07/26 LINE はてなブックマーク facebook Twitter
福岡市内の夜景をバックにしたイルカショーもある

数億年の時を超えデジタルアートでよみがえった古生代の魚たちが現代の生きた魚と共演する「古代のすいぞくかん」が、福岡市東区のマリンワールド海の中道で開催されている。映像が映し出す太古の海は、神秘的で臨場感たっぷり。大水槽を悠然と泳ぐ巨大なサメも、突如現れた古代魚に動きを止め、じっと息を潜めているように見える。
 

大水槽の中の魚と映像の中の魚が共演しているように見える

古生代は約5億4千万年前から約2億5千万年前の時代で、シーラカンス、アンモナイト、三葉虫などが生息した。このイベントでは、デジタル映像技術を駆使し、館内7カ所で古生代の海を再現。水族館に展示する現代の水生生物と同時に楽しめる。
 

壁に映ったテマリクラゲに触れると、音とともに光が放たれる

 

「シルル紀のみずべ」ではさわやまな春の雰囲気を楽しめる


一番の見どころは、水深7メートルの外洋大水槽前で上映される「海のきおく」。映像と音楽によるショーは、床が突然崩れ落ち、床下に海が出現するシーンから始まる。隣接の大水槽から生きたイワシの大群が、まるで映像の世界に流れ込んできたかのように見せる演出。大群の後を追うと古代の海にタイムスリップし、数々の古代魚が現れる。観客は固唾(かたず)をのんで神秘の世界に酔いしれる。

このほか、壁面に映し出されたテマリクラゲを手で触ると音が鳴り七色に輝く「テマリクラゲのすみか」、森林と小川に住む生物を映し出す「シルル紀のみずべ」などもある。
21日~8月31日までは毎日午後9時半まで開催。9月1~24日は土日祝日のみ午後9時半まで営業。福岡市内の夜景を背景にイルカたちの華麗なショーも楽しめる。(文・斉田康隆、写真・井上まき)=7月18日西日本新聞朝刊に掲載=

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