江口寿史展
EGUCHI in ASIA
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福岡アジア美術館
2019/03/15 |
優れた建築家に贈られる米プリツカー賞の審査員団は5日、大分市出身の建築家磯崎新さん(87)を日本人8人目の受賞者に選んだ。磯崎さんの作品は、出身地の大分市など九州各地で存在感を放つ。
1966年に完成した大分県立大分図書館(現アートプラザ)は、日本建築学会賞を受賞し磯崎さんの名を一躍高めた出世作だ。装飾性を排したコンクリートむき出しの力強い外観で、大分大の佐藤誠治名誉教授(建築・都市計画)は「(当初の)図書館という機能を明確にデザインした、磯崎さんを象徴する建物」と評価する。
空間の構造を大切にした論理的な建築が特徴とされる磯崎さん。他にも、双眼鏡のような北九州市立美術館本館や屋根の曲線が印象的な同市立中央図書館、重厚感あふれる西日本シティ銀行本店(福岡市)など、独特のデザインの作品群は多くの市民に親しまれている。
熊本県でも先進的な取り組みを行った。地域性を重視しながら文化的な建物や公園、橋を後世に残そうという「くまもとアートポリス」では、88年のスタート時から10年間コミッショナーを務めた。
佐藤さんは「社会や文化の変化に柔軟に対応し、さまざまなことにチャレンジしている」と飽くなき姿勢をたたえた。 (藤原賢吾)=3月7日 西日本新聞朝刊に掲載=
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