特別展 世界遺産
ラスコー展
クロマニョン人が見た世界
2017/07/11(火) 〜 2017/09/03(日)
09:30 〜 17:00
九州国立博物館
大迫章代 2017/08/07 |
現在開催中の「特別展:世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が見た世界」(九州国立博物館)と、「国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展」(福岡市博物館)。家族そろって楽しめる話題の展覧会を、趣向と遊び心いっぱいの“ナイトミュージアム”で体験してきた。
まずは、九博のナイトミュージアムからレポート。
平日17:00(入館は16:30)までの展示が期間中の金・土曜は20:00(入館は19:30)まで夜間開館しているのだが、7月15日(土)、8月4日(金)のみ、会場に「クロマニョン人が現れる!」と聞いて、会場を訪れた。(※好評につき、8月18日(金)、9月1日(金)にも登場するとのこと!)
会場も夏休み中の昼間に比べると、ゆったり落ち着いた雰囲気。
17:00を過ぎると、会場なかほどの展示室へと誘うアナウンスが流れ、静かだった場内がにわかに、にぎやかに。人だかりの中央にいた~っ!クロマニョン人!! 毛皮や素敵な衣装をまとったクロマニョン人の男女は、言葉こそ通じないが、なんだか人懐こい感じ。スマホやカメラで写真を撮り始める来場者たちに、興味津々で近づいてきて、カメラを指しては、不思議そうに「これは、何だ」と聞いてくる。
ひとしきりお客さんと触れあって大喜びのクロマニョン人。今度は自分たちの持ち物を見せたいと、槍やアクセサリー、裁縫用の縫い針などを見せ、最後には笛の演奏まで披露してくれた。
このクロマニョン人カップルが身に付けていた衣装やアクセサリー、手に持っていた道具や笛などは、すべて博物館スタッフによって実際の動物の角や骨から再現されたものだそう。ぜひ会場の展示と見比べてみていただきたい。
クロマニョン人に会える機会は、追加実施となった8月18日(金)、9月1日(金)だけだが、それ以外の金・土も20:00まで夜間開館となっている。入場料も当日料金から200円割引になる。ぜひ、人通りも落ち着き、少し涼しくなった夕方の参道を通って、夜の九博へ。
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