【驚異と怪異展、鈴木敏夫とジブリ展、黒田侯爵家の名品展など！】2023年度、福岡市博物館の注目展覧会

　　九州、山口エリアの展覧会情報を発信するARTNE（アルトネ）による、各施設の展覧会ラインナップから注目の展覧会をご紹介するシリーズ。今回は福岡市博物館編です。

　　

■不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合！　

驚異と怪異――想像界の生きものたち
2023年3月11日（土）～5月14日（日）

　世界の人々は常識や慣習から逸脱した「異」なるものを、どのように認識し、説明し、描いてきたのでしょうか。本展は、人魚や龍、河童など、想像界の生きものの多様性について絵画や書籍、祭具などを通して紹介し、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。奇妙で怪しい、不気味だけどかわいい、世界の霊獣・幻獣・怪獣が大集合！

驚異と怪異――想像界の生きものたちのチケット購入はコチラ

 

 

■スタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫が出会った映画作品、書籍と、それを通して見えてくる時代背景に注目

鈴木敏夫とジブリ展 また、会えたね！
2023年6月9日（金）～8月31日(木）

　高畑勲・宮崎駿両監督と共に、世界を代表する数々のアニメーション映画を世に送り出してきたスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫。本展では、時代を駆け続けている鈴木が出会った映画作品、書籍と、それを通して見えてくる時代背景に注目しました。特に福岡からの初展示「鈴木敏夫が見てきた映画コーナー」は必見です。

 

 

■近代黒田侯爵家の「家宝」の在り方を紹介する展覧会

黒田侯爵家の名品 
2023年9月15日（金）～11月5日（日）

　旧福岡藩主・侯爵黒田家が所蔵していたコレクションは、昭和53年（1978）に福岡市に寄贈されました。黒田家では江戸時代から貴重な文物を守り伝えてきましたが、明治時代には武具や文書、美術工芸品などを新たに「家宝」として整理しました。本展覧会では、現在のコレクションを形作った近代黒田侯爵家の「家宝」の在り方を紹介します。

 

 

■漫画家・冨樫義博氏の画業35周年を記念した展覧会

冨樫義博展-PUZZLE-
 2023年11月18日（土）～2024年1月14日（日）

　漫画家・冨樫義博氏の画業35周年を記念した展覧会。冨樫氏は『幽☆遊☆白書』 『レベルＥ』 『ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ』などの作品で知られ、幅広い世代の支持を集めています。

　本展では、代表作だけでなく初期作品の貴重な原画や設定資料なども紹介し、作者の35年間の歩みを振り返ります。

 

 

■福岡市博物館の新収蔵品を、一堂に公開！

第35回 新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし
2023年11月7日（火）～2024年1月28日（日）

　福岡市博物館は、皆様からの寄贈・寄託や購入によって多彩な資料を収集しています。

　本展では、令和2年度に収集し、整理と調査を終えた、考古・歴史・美術・民俗の各分野にわたる資料を、一堂に公開します。